こんにちは。ドースー(@dosu0217)です。
noteにて公開した「【bybit】APIラッパー【Inverse Perpetual】【Python】」について紹介したいと思います。
概要
bybitで自動売買Botを作成する際に手間となるbybitのAPIへの接続部分をラッパーとして公開。使用することで簡易的にbybitBotを作成することができます。
このラッパーでは以下のことができます。(※)
・WebSocketへ接続してデータを受信する。
・注文、キャンセルなどのREST APIでの処理。
※Inverse Perpetual のAPIラッパーとなります。USDT Perpetual のAPIには対応していません。
bybitとは
2018年に設立されたシンガポールを拠点とする海外取引所です。
レバレッジ100倍にてデリバティブ取引ができます。
主に私がこの取引所にて気に入っている点は以下の内容です。
・サーバーが安定している。
・APIが良くできている。
・プレイヤーが多いので約定しやすい。
APIラッパーの基本的な使い方
このnoteでは2つのファイルをソースコードとして掲載しています。
・bybit.py [bybit APIのラッパークラス]
・sample.py [ラッパークラスを用いたサンプルプログラム]
この2つを自分のpythonの環境に作成し、sample.pyを実行することでデータを受発信することができます。
Bybitクラスの各APIメソッドをコールして、Bybit.sendメソッドを実行すれば、REST API で処理を実施します。
動かすための環境構築
noteのこの記事を参考にしてみてください。私はよくこの記事を見ながら環境を作っています。
動かすための手順
noteに記載しているbybit.py、sample.pyを自身のCloud9にコピーします。
図1のようにします。
続いてsample.pyをダブルクリックして、編集呼び出しします。
下のほうにスクロールで進んでいき、bybitで発行したAPIキーとAPIシークレットを入力します。
上のほうにある「Run」をクリックしてください。
Runで実行するとWebSocketからデータが流れてきます。
main処理の部分ではウォレットのバランスを取得して表示しています。
bybit.pyにいろいろなAPIを使うための引数などの情報が記載していますので
bybitのAPIドキュメントの内容を見ながら自分だけのBotを作っていただければと思います。
bybitのAPIドキュメントはこちら
https://bybit-exchange.github.io/docs/inverse/#t-introduction